ミレニアム通信過去情報 1372645

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ソ連のテロに加担したユダヤ人

1：tomi :
2011/10/02 (Sun) 17:40:40: KGBが粛清した人の数は2千万人である。粛清の内容は、強制集団農場化、飢餓、大規模なパージ、除名、流刑、処刑、強制収容所における大量死である。

あらゆる階層の人々が排除された。独立農民、少数民族、ブルジョア、高級官僚、知識人、芸術家、労働運動活動家、まったくランダムに定義された「反体制人」、無数の共産党員。

歴史家ナイアル・ファーガソンは、新著The War of the Worldにおいて、「人類の革命史の中で、ソヴェト革命ほど、無限の破壊欲を自国民に対して注いだものはない」と述べた。テルアビブ大学のイガル・ハルフィン博士は、「スターリン主義者の暴力は、その対象が内部に向かったという点で独特である」と語った。

これには協力者が多数いたが、かつてKGBで働き、この犯罪に加担した人々のほとんど誰も逮捕され裁判にかけられていない。ロシア人大衆がこの問題について話題にすることはほとんどない。東欧諸国に反して、ロシア人はスターリン主義者に仕返しをしない。

KGBの前身であるGPUの副長官であり、NKVDの創設者及び長官であったゲンリッヒ・ヤーゴダはユダヤ人であり、20世紀最大のユダヤ系殺人者である。

スターリンの集団農場化の命令を忠実に実行したヤーゴダが殺した数は、1千万人である。強制収容所は、ヤーゴダの部下によって作られた。スターリンに嫌われてから、ヤーゴダは降格され、処刑された。1936年に後任者として通称「血に飢えた小人」イェゾフが選ばれた。

イェゾフはユダヤ人ではないが、活動的なユダヤ人の妻がいた。著書Stalin: Court of the Red Starの中でユダヤ人歴史家セバグ・モンテフィオーレは、「共産主義者の殺人マシンがフル稼働していた恐怖時代の最暗黒の時期に、スターリンは、美しく若いユダヤ女性に囲まれていた」と述べた。

スターリンの側近にして、中央委員会委員であり政治局員であったラザロ・カガノビッチはユダヤ人である。モンテフォーレによれば、カガノビッチは「最初のスターリン主義者」であり、ナチの恐怖政治と毛沢東のテロを別として世界最悪の悲劇であるウクライナにおける大量餓死にもその心は動じなかった。

多くのユダヤ人が共産革命の悪魔に魂を売り、己の手に血を塗りたくり、永遠の罪を自分のために積み上げた。NKVDの特別局長兼主任尋問官レオニード・ライヒマンは、残忍なサディストであった。

1934年、公表された統計によれば、ソ連の公安機関の最高幹部の38・5%がユダヤ人であった。次の粛清時には、彼らも排除の対象になった。今週開かれたテルアビブ大学の会議において、ハルフィン博士は、ソヴェトのテロを「大量虐殺の謝肉祭」「パージのファンタシー」「邪悪なメシア信仰」と評した。メシア信仰にとらわれると、ユダヤ人でも現代史に名を残す大虐殺者になりえるのである。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-3342999,00.html