ミレニアム通信過去情報 1372608

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永遠の相続者になるべし

1:tomi :

2011/11/15 (Tue) 20:24:18


「子孫に美田を遺さず」という言葉がある。

子孫には最初から財産を与えず、一から苦労させたほうが本人のためだ、というような意味である。

これは聖書的ではない。

聖書においてわれわれが生きている目的は、地を従えることである。

これは、一代では不可能である。

何世代にもわたる努力の積み重ねが必要である。

だから、相続は極めて重要なのだ。

相続を通じて、何世代にもわたって富が蓄積されなければ神の国は成長しない。それゆえ、クリスチャンによる世界支配も遅れる。

神は世界をクリスチャンの手にすでに渡されたのだ。

われわれはそれを手に入れることが可能なのだ。

法的には。

法的所有権がすでにクリスチャンに移行しているのだ。

それを実際的に所有するには戦いが必要だ。

知恵と力を尽くして、領土を拡大しなければならない。

サタンはわれわれに抵抗する。

その戦いの中で、苦労して御国を拡大することが神の御心なのである。

だから、一代一代、振り出しに戻るような方法は、きわめて稚拙であり、神の使命を満たしたとは言い難い。

われわれは、どのくらい自分に割り当てられた領域において、神の国を拡大したかを問われる。

自分が拡大するだけではなく、それをいかに次世代に相続させたかも問われるのである。

だから、教育はきわめて重要なテーマなのだ。

教育とは「自分が拡大して獲得した領土を子孫に渡して再生産させること」を目的とする。

何世代かに、クリスチャンが金銭的にも政治的にも勢力を拡大していなければならない。

ディスペンセーショナリズムが流行し、「もうすぐ終わりがくる。キリストが再臨される。その前に世界は反キリストに牛耳られ、クリスチャンの営為はすべて灰燼に帰すだろう」というような教えでは、相続は無視される。

だから、ビリー・グラハム大会で何億円使っても、毎世代毎世代一から伝道を始めるから無駄金になるのだ。

今のクリスチャンは、聖書的な歴史観を学んでいないから、刹那的である。世代を通じてのクリスチャンの影響力の拡大なんて全然考えていない。

逆にイルミナティは世代を通じての支配の拡大を信じている。

ロスチャイルドは、「わたしは子孫をこの働きのためにささげつくした」といった。

悪魔の王国を拡大するために世代を通じて努力すると宣言した。

世代を通じて努力する人々に、刹那的に生きて、目の前にある欲望に飛びつくような人々が勝てるわけがないではないか。

『シオン議定書』では、ユダヤ人が異邦人の刹那性を馬鹿にする箇所がある。

聖書の主題を大きく見ていくならば、救いとは、「相続のため」である。

イエス・キリストを信じるのは、永遠の相続にあずかるためである。

人類には2種類ある。

1.相続できないグループ。
2.相続できるグループ。

1.はアダム族である。

アダムはエデンの園において神の試験に失敗したため、相続できないグループになった。

アダムから生まれるすべての人は、そのままであれば、相続不能になる。

つまり、この世において稼いだお金も土地も財産も家族もみんな相続できず、来世において無一文になり、しかも、生前犯した罪の責任を取って未来永劫火の池で苦しむ運命である。

2.はキリスト族である。

キリストは、アダムが失敗した試験を受けて合格した。

合格したことにより2つの資格を得た。

(1)永遠の相続を受ける資格。
(2)罪を不問にされる資格。

キリストと契約を結んでその一族に加わる人々はみな、この2つの資格を手に入れることができる。

これがクリスチャンになるということだ。

信仰に入った人々は、

(1)永遠の相続を受ける。つまり、自分が生前に行った仕事、家族、財産、土地、技能、…いっさいのものを、永遠に所有することができる。

われわれが手に入れたものは永遠に失うことはない。

しかし、どんなに億万長者であっても、キリストを信じていなければ、無一文になる。永遠の世界においてスッカラピンになる。

サタンは、自分の心にかなった人間に莫大な財産を与えるだろう。サタンに従うことによってこの地上で権力や名声、財産を手に入れることができるかもしれない。

しかし、それは、サタンと一緒に地獄の中に堕ちるときにすべてを失う。

サタンに従う生き方がいかに馬鹿らしいかこれでお分かりだろうか。

(2)罪を不問にされる資格。

われわれが生前犯した罪は、キリストによる身代わりの死によってすでに処理されている。

キリストの契約の中に入るときに、すべてが不問にされる。

キリストが十字架ですべての刑罰を負って死なれ、神に対して負債を支払われたので、神はキリストを復活され、再び命をお与えになった。

復活は、「負債の全額支払い」の証明である。

だから、キリストを信じるわれわれも、自らの罪の支払いをすべて済ませたとみなされるのである。

アダム族に留まることは、永遠の浮浪者になることを意味する。

キリスト族に入ることによって、われわれは、人生で手に入れたすべてのものを永遠に所有する権利を与えられる、つまり、永遠の金持ちになれる。

だから、かしこい人はクリスチャンになるのだ。


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