ミレニアム通信過去情報 1365165

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政府・日銀もインサイダーだった

1：tomi :
2012/01/03 (Tue) 12:46:28: 岩本氏の前掲書に興味深い記事があった（p20より）。

2002年9月17日、小泉の北朝鮮電撃訪問には裏があった。

この訪問の結果、後日5人の拉致被害者を帰国させ、大手柄を立てたわけだが、その翌日9月18日に何が行われたかを見ると愕然とする。

日銀が市中銀行の保有する株式を直接買い取るという前代未聞の政策発表を行ったのである。

中央銀行の立場、金融政策の両面から見て、議論が沸き起こりそうなものだが、訪朝のニュースでかき消された。

この買い入れは2002年11月から2004年9月まで実施され、累計額は約2兆円に達した。サブプライム危機が発生したきわめて初期の段階の2007年10月から一部を売却しはじめ、1年後に停止。売却後の保有額は1兆2735億円と発表された。日経平均が1万8000円のピークを迎えた時点での、日銀の含み益は一時1兆9000億円とも報道された。

再度日銀は、日経平均が暴落し、7000円台を見たあとの2009年2月から、買い取りを開始。2010年4月現在の日経平均が1万1000円とすると、30%以上のリターンをたたき出しており、さしずめカリスマトレーダー並みの収益ということになる。

2002年9月18日の発表時の日銀総裁は、速水優氏。財務大臣は塩川正十郎だが、実際の買い入れを行った2002年11月から2004年9月までの期間、日銀総裁は速水優と福井俊彦。金融担当大臣は竹中平蔵。第1次小泉第1次改造内閣における竹中の在任期間は、2002年9月30日から2004年9月27日でこの期間とぴたりと一致する。

日銀は、2012年3月末まで売却を行わないと発表しているから、今年の4月以降、とくに後半に暴落が起きる可能性がある。

ピタリと相場を当てた日銀だが、この収益がどこに行くかを見守る必要がある。

今年後半に暴落が起きたならば、政府・日銀が、世界の裏の事情に通じており、インサイダー取引に加担していると考えて間違いはないだろう。
2： : 2019/04/24 (Wed) 16:36:47: この投稿は管理者の承認待ちです