ミレニアム通信過去情報
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神は、クリスチャンにこの地上を支配させたいのである!
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1:tomi
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2012/02/29 (Wed) 20:34:01
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日下公人vs増田悦佐著『それでも、日本が一人勝ち!』(WAC)は非常に面白い。
ただ、日下氏のいつものことだが、キリスト教や聖書に対する誤解に基づく敵意がひどい。
残念なことだ。
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「旧約聖書」には奴隷に関する記述が多く、支払能力がなくなった債務者は債権者によって子どもを奴隷として売却せよと強制されたり、貧困から逃れるために自らを積極的に奴隷として売り込むこともあったようです。(p138)
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私はずいぶんと聖書を読んできたが、このような「子どもを奴隷として売却せよと強制され」るという記事に出会ったことがない。
聖書の奴隷制度は、誤解が多いので説明するが、あれは「7年の限定」である。
つまり、7年以上奴隷にされることはない。なぜならば、イスラエル人は互いに神の子だったから。
イスラエル人は、神と契約を結び、神の宝の民となったのであるから、自由であるという思想が聖書にはある。
そのため、債権者は、どんなに相手にお金を貸していても、7年以上の使役を強制することはできない。必ず奴隷を解放し、借金を免除しなければならない。
だから、借主は、それで解放されて、もう一度出直すことができた。
しかも、奴隷とはいっても、地位は「家族」と同じである。
奴隷は主人の相続に与ることもできた。
自主的にその家の奴隷として残ることもできた。それは、今日でいえば、サラリーマンのようなもので、独立してリスクを負うよりも、自分は組織の中で働くほうが向いていると考えて、主人に仕える道を選択できた。
奴隷が逃亡した場合に、その逃亡奴隷を主人のもとに強制的に返すことは禁止されていた。
だから、基本として、聖書における奴隷制度とは、ほぼ「徒弟制度」に近いものだった。
6年の間に仕事を覚えて独立することができる技術を身に着けることも可能だった。
債権者に渡した土地は持ち主が簡単に買戻すことができた。
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もし、あなたの兄弟が貧しくなり、その所有地を売ったなら、買い戻しの権利のある親類が来て、兄弟の売ったものを買い戻さなければならない。
その者に買い戻しの権利のある親類がいないときは、その者の暮らし向きが良くなり、それを買い戻す余裕ができたなら、売ってからの年数を計算し、なお残る分を買い主に返し、自分の所有地に帰る。
もしその者に返す余裕ができないなら、その売ったものは、ヨベルの年まで、買い主の手に渡る。ヨベルの年にその手を離れると、その者が、自分の所有地に帰る。(レビ記25・25-28)
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ここで、
1.親類は、土地回復に積極的に努力しなければならない。これは、神の民は、親族単位で地の支配者であり、その支配力を失わないために親族単位で努力することを定めている。
われわれ神の民が、地上において支配力を失うならば、サタンの支配力が強くなり、地上が地獄に変わってしまう。
それを防ぐために、神は、われわれに土地を所有させ給う。土地を失うことは、支配力を失うことと同義である。
そのために、神は家族や親族のシステムを尊重される。神の民は、親族総出で、支配力を失わないために努力しなければならない。
2.経済的に回復し、買い戻す余裕ができた場合、お金を出せば買主から買い戻すことができる。買主はそれを拒否できない。
この律法によって、神の民の土地所有は優先され、地上支配は確立しやすくなる。買主に渡っている間の土地代は、代金からディスカウントされる。つまり、持ち主は買主に貸しているような形になっている。
これも持ち主優先の原理である。
3.ヨベルの年にすべて戻る。
50年に1度のヨベルの年になると、代金を払わずに、土地は持ち主に戻る。
これによって、実質的に神の民は資産を失わないで済む。
以上のように、聖書が定める奴隷制は、強制奴隷ではなく、借金を返すための一時的な労働規定である。
基本は、「神の民は地上の支配者であり、そのため、資産とくに土地に関しては格別に優遇措置が取られている」。
神は、クリスチャンにこの地上を支配させたいのである!
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2:
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2019/04/24 (Wed) 15:59:50
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