ミレニアム通信過去情報 1363194

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神の国を作るには時間がかかる

1：tomi :
2012/03/03 (Sat) 16:08:19: われわれは、契約思想に慣れていない。

「正義を貫く」ということがあたかももっとも重要であるかのように考えられているが、「上下関係を通じて」である。

聖書契約は、次の５つの条件からなる。申命記は契約の書であり、以下の構造からなっている。

１．超越と内在
２．上下関係（ヒエラルキー）
３．神法
４．賞罰
５．継承

１．神は、超越者であり、すべての法を超えている。神を評価するための基準などない。神だけが基準である。神は内在者である。われわれの間におられるかたである。

２．神はこの世界を代理者を通じて管理される。太陽に昼を管理させ、月に夜を管理させられ、人間に地球を管理させられた。人間社会は、神が立てられた権威を通じて管理される。すべて上に立つ権威は、神からのそれである。上に立つ権威に逆らうことは神に逆らうことである。上の権威が神に逆らった場合には、その権威を捨てることができる。

３．この世界は神の法によって動いている。自然の法則だけではなく、道徳的な法則がある。それが聖書に記されている律法である。

４．この法則に対してどのように対応するかによって、自分の運命が変わる。神は、神の法を犯す者を処罰される。神の法を守る者は祝福される。

５．祝福と呪いは子孫や部下に継承される。神の法を破る人々は最終的に滅亡し、守る人々が祝福されて地上を支配する。キリストの贖いを受けない人は、永遠の呪いを受け、贖いを受けた人は、永遠の祝福を受ける。

われわれは、この契約のシステムを飛び越えて、支配を行うべきではない。

社会主義革命思想は、サタンに属する。

だから、社会主義国は、サタンの霊に支配されている。

われわれは、学校などを通じて、「正義＝革命」と学んできた。

正義を実現するには、組織の中で何年もかけて信頼を得ながら徐々に階段を上っていく必要がある。

自分がトップになったときに、その組織において自分の理想を「ある程度」行うことができる。

ある程度といったのは、自分だけが支配者ではなく、株主やらいろんな権威がほかにもいるからである。

瞬時に神の国を作ろうなんてことは考えてはならない。

神の国を作るには時間がかかる。