ミレニアム通信過去情報
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ロン・ポールと再建主義
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1:tomi
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2012/01/12 (Thu) 16:53:02
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Michelle Goldbergが、デイリー・ビースト紙2012年1月3日付において「大統領候補ロン・ポールのルーツはキリスト教再建主義である」と述べた。
http://www.thedailybeast.com/articles/2012/01/02/ron-paul-s-christian-reconstructionist-roots.html
大統領戦から脱落したバックマンは、フランシス・シェーファーの弟子と言われ、福音派の病的思想であるシオニズムを強力に主張し、オバマがイランに対して軟弱であるとして非難した。ロン・ポールは、これに対して、イスラエルへの支援を停止することを主張している。
ロン・ポールは、先月のアイオワ州のディベートにおいて、「イラン問題において真に危険なのは、アメリカの過剰反応である」と述べた。これに対して、バックマンは、「アメリカの安全保障にとって、もっとも危険な発言をした」とポール氏を非難した。
バックマンは、同性愛者婚に反対していたが、ロン・ポールは、異性間結婚だけを合法とする2006年の憲法修正案に反対した。
ロン・ポールは、アイオワ戦の最終日に、かつてバックマンを支持していた多数の極右の福音派クリスチャンを味方につけたようである。
12月28日付のCNNの世論調査によると、ロン・ポールは、福音派の支持者の数においてリック・サントラムを追随している。バックマンの支持者にとって、第2の候補者は、ロン・ポールかリック・サントラムであるが、ロン・ポール支持者の第2候補はミシェル・バックマンしかいない。
熱心なバプテストであるロン・ポールは、自らの信仰的立場について詳しく語りたがらないが、米国でもっとも過激な神裁主義者からの強固な支持が集まっていることは事実である。彼のことを単なるリバタリアンとしか考えていない人は、この点を見落としている。
だから、ロン・ポールが、同性愛者の処刑を求める支持者を持つネブラスカ州の牧師フィル・ケイザーからの支援を求めたとしても驚くべきではない。
さらに、ポールのアイオワ州ディレクターであるマイク・ヒースが、かつて「同性愛に関する真実を求める米国人(Americans for Truth About Homosexuality)」の理事長を務めていたとしても衝撃ではない。この団体は、南貧困法律センターによって憎悪集団と認定された。
ポールがアイオワで勝利するならば、実質的に、今日までキリスト教右派においても過激派とみられてきたファンダメンタリストの教派が勝利したことになる。
ポールの宗教右派からの支持について理解するには、神学について少し踏み込む必要がある。ほとんどのアメリカ福音派の人々は、プレ・ミレ・ディスペンセーショナリストである。「神は、イスラエル国について特別な計画を持っておられる。イスラエルは、世の終わり、キリストの再臨の際に中心的な役割を演じるだろう」と信じている。
福音派の中でも少数の人々は、改革神学もしくは契約神学と呼ばれる教えに従っている。これは、ディースが述べたように「今日、教会こそが旧約聖書においてイスラエルが演じていた役割を演じていると教える傾向がある」。
換言すれば、クリスチャンは新しい選民である。契約神学者全員が反イスラエルであるとは限らないが、イスラエルに特別な宗教的意義を与えることをしない。強調すべきことであるが、契約神学者たちのリベラル度は、主流の福音派のクリスチャンのそれと同じか、それよりも低い。
実際、彼らは福音派よりもはるかに右寄りである。ディスペンセーショナリストは、「キリストはすぐに再臨し、地上を聖書に基づいて支配されるだろう」と述べるが、契約神学者たちは、キリストの御国を建設するのは人間の仕事であり、御国を建設した後に再臨があると述べる傾向にある。
契約神学のもっとも急進的な派は、キリスト教再建主義と呼ばれる神学である。これは、R・J・ラッシュドゥーニーが創始した運動で、レビ記を法律化し、同性愛者・冒涜者・不貞の夫人、他の無数の罪人を処刑すべきだと述べる。[訳注:再建主義をまったく誤解している。]
概して、宗教右派の主だった人々は、再建運動に由来する考え方を実践してきたにもかかわらず、再建主義から退却した。
たとえば、1981年に、ラッシュドゥーニーの義理の息子であり、キリスト教再建主義の主要な理論家であるゲイリー・ノースは、「クリスチャンによる政治的リーダーシップの獲得を促進しなければならない。クリスチャンは、現在の党組織の中で政治的組織化と、既存の政治体制への浸透を開始しなければならない」と述べた。
これこそ、クリスチャン同盟のために共和党を掌握するためにラルフ・リードが実践したことである。しかし、1996年の著書においてリードは、キリスト教再建主義を「自由で民主的な社会におけるもっとも基本的な市民的自由を脅かす権威主義的な思想」と評した。
ロン・ポールは長い間、キリスト教再建主義者たちにとって本命の政治家であった。ゲイリー・ノースは、テキサス州連邦議会議員の第一期においてスタッフを務め、ポールのことを「自己を律することのできる大聖人」と呼んだ。2008年、憲法党の創立者で再建主義者のハワード・フィリップスは、ポールが、共和党大会の近くで開催したラリーにおいてメインスピーカーを務めた。
アイオワ州ペラの「贖罪者なるキリスト教会」牧師で、ポールの支持者であるブライアン・D・ノルダーは「ロン・ポールの有力支持者として私が知っている人々は、再建主義保守派である」と述べた。
ポールのリバタリアン主義は、神裁政治と真逆に見えるかもしれないが、連邦レベルで神裁政治を導入しようとする場合にのみ言えることである。概して、キリスト教再建主義者は、過激な地方分権論者であり、共同体は男性の宗教指導者によって統治されるべきであると考える。[訳注:私はそのような意見を聞いたことがないし、そうは思わない。] 最高裁や連邦政府の権力から解放された地方政府が公的宗教を採用し、聖書法を施行できるとする。(つづく)
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5:
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2019/04/24 (Wed) 16:29:19
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この投稿は管理者の承認待ちです
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4:tomi
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2012/01/13 (Fri) 22:01:56
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もはや、ネットは第一メディアになりました。
これからは、ねつ造や嘘は通りません。
真実を求める人には明るい未来が開けるでしょう。
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3:tomomahi
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2012/01/13 (Fri) 18:36:12
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ゲイリー・ノースはRon Paul's original staff economistと自称していますね。
そして、マスコミの偏向報道についても自身のサイトで紹介しています。
Gary North
The Tea Party Economist
Media Blackout on Ron Paul
http://teapartyeconomist.com/2012/01/11/media-blackout-on-ron-paul/
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2:tomomahi
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2012/01/13 (Fri) 07:14:44
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毎回のことですが、意図する/しないに関わらず、再建主義を誤解している&させる記事ですね。
インターネットでも何でも、マスコミに中立・公正なんてあり得ないことですが
それは同時に情報の「正確さ」が失われることになります。
しかし流れている情報の全てについて、一つ一つ詳細に検討・検証することは困難です。
そして一旦とりついた「先入観」を払拭することは、さらに難しい。
「知恵」と「知識」が必要だと痛感します。