ミレニアム通信過去情報 1473763

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クリストクラシーはクリスチャンによる一党独裁なのか？

1：tomi :
2012/02/20 (Mon) 22:16:02: クリストクラシーは、クリスチャンによる一党独裁なのかという疑問が起きるかもしれません。

聖書の原則は、「聖書は無謬だが、人間は無謬ではない」というものです。

ですから、クリスチャンのある制度に恒久的・独裁的な権力を持たせることは危険です。

クリスチャンの間で権力を分散させるのです。

選挙権は、教会に属し、キリスト契約のメンバーであることが証明できる人でなければ与えられません。

しかし、そうなると、教会が生殺与奪の権利を持つようになるおそれがあります。

教会は、単一の組織、たとえば、ローマ・カトリックのような組織になってはならない。

プロテスタントの教会のように、統治形態としては、「聖書信仰」という一点において一致していますが、他の側面、たとえば、民族、地理、その他の様々な要素において多様な教会が独立して並列的に存在するべきです。

そういった多様な教会が存在し、そこにおいてバプテスマを受け、聖餐に参加している忠実なクリスチャンだけが統治者になれる。

だから、一つの教会において追い出されても、他の教会において受け入れられることによって、クリスチャンの統治者としての権利は保証されるようなシステムがいい。

ローマ・カトリックのように、そこからの破門がそのクリスチャンの永遠の命までも決定されるようだとおかしなことになる。

つまり、教会至上主義のようなものになる。

聖書が提示しているのは、あくまでも、国家、教会、家庭、個人は、それぞれ独立しており、互いに上下支配関係はないということです。

99%の教会が堕落するという可能性はあります。

しかし、100%の教会が堕落して、すべて間違うということはない。

イスラエルの王国の時代、神は「ともしび」を消されなかったとあります。

神は、必ず真理を伝える群れを残される。

ですから、クリストクラシーにおいて、「クリスチャン以外の人々に統治権を与えるべきだ」ということにはならない。

それをすると、またぞろ悪魔に隙を与えて、暗黒時代に逆戻りします。

あくまでも、クリストクラシーに移行した段階で、ノンクリスチャンへの選挙権を停止する必要があります。

ただし、そのような政治体制も暴力によって成立するのではなく、あくまでも、現体制の人々の同意に基づいて成立する。

つまり、「こういう体制に移行すると、ノンクリスチャンには選挙権がなくなりますが、それでもいいですか？」と尋ねるべきです。

われわれは革命をしてはならない。

モーセのもとで、イスラエルが神と国民契約を結んだ際に、神はイスラエルの民に契約を結びたいかと尋ねて、民はそれに対してイエスと答えています。

聖書契約はあくまでも「自主的」です。

神が無理やり民に律法を押し付けたのではない。

この点は非常に重要なのでおさえておく必要があります。
2： : 2019/04/24 (Wed) 16:04:38: この投稿は管理者の承認待ちです